M・Sさん
- 一級建築士
- 一級施工管理技士
積み重ねた実績が、信頼の基礎となる。
入社19年目、現在企画デザイン部の中核として、設計のみならず広範囲に渡る仕事をもつSさん。トータルビルダーとして「人」に焦点をあてる小野建設の企業姿勢を、自身の体験談を交えながら丁寧に話してくれました。
顧客満足のために
顧客満足のために
私は設計・監理者として、意匠計画や各種検査を担当しています。当社は「設計・施工管理」を基本に、規模の大小かかわらず、全体コスト削減から工期の短縮など、「工事が一社で完結」できる強みを活かし、お客様の満足のいく建物づくりを心がけています。ときに工事を進めるなかで、次の仕事や新たな相談をいただくこともあります。営業専門のスタッフが少ない当社ですが、竣工後のメンテナンスを含め、長いお付き合いができる信頼関係の結果として次の仕事に繋がっています。当社に寄せられた信頼に恥じぬように、今後もお客様に貢献していきたいと思います。
建物から「人」を想うこと
建物から「人」を想うこと
設計において、大切なのは人と人の関係だと考えます。お客様の要望をきめ細かく聞くことを第一に、表面的な言葉の奥にある内なる声にも耳を傾け、建物をつかう人にも目を向けることが重要です。お客様とともに計画の段階から建物の引渡しに至るまで携わり、「あなたたちに頼んでよかった」という言葉をいただいたとき、この仕事の大きなやりがいを感じます。なぜなら、私たちは単に建設する仕事をしているのではなく、そこに関わる人々の人生に寄り添う仕事をしていると実感できるからです。だからこそ、日々充実した気持ちで、仕事に励めています。
これから入社される皆さんへ
これから入社される皆さんへ
皆さんへは、現場経験の大切さを伝えたいです。例えば、大規模な工事では関わる人や工程も増え、ときには思わぬ問題に直面することもあります。そうした場面では、とっさの状況判断や、年上で経験豊富な方とも対等に議論する対応力が求められます。このような試行錯誤が必要な経験を若い頃に積むことがいかに大事だったかということは、現在の私の立場になってみて身に沁みて感じるところです。建物は多くの人が力を合わせてつくるものです。現場での学びが、自分の人間力を高めてくれ、それは良い建物づくり、現場全体のより良き成果にも繋がっていくものだと私は考えます。
共に成長を分かち合える職場
共に成長を分かち合える職場
誰しも仕事をしていくなかで、自分の成長を実感した時や、周りから認めてもらえた時がもっとも嬉しい瞬間ではないでしょうか。小野建設は少数精鋭で、部署間のやり取りがしやすく、社内みんなの顔が見える会社です。お互いストレートに話ができて、時に愚痴も言いやすいフランクな職場ともいえます（笑）。少数の良さとして、部署問わずみんなで建物づくりに携わっていく一体感や、共に成長を認め合える充実感が味わえます。一人ひとりが得意分野で力を発揮することは、自己成長だけでなく、チーム力の向上や会社全体の喜びにも繋がると考えています。私は皆さんと共に働けることを楽しみにしています。